JNA認定校とは、プロのネイリスト養成する教育施設
JNA認定校となっているネイルスクールと、そうでないネイリストスクール。一体どこがどう違うのでしょうか？
JNA認定校はその名の通り、NPO法人日本ネイリスト協会から認定されたネイルスクールです。
JNAはジェルネイル検定を主催している、ネイリストなら誰でも知っている有名な団体。
そのJNAから認定されるためには学校の衛生管理や照明、教室の配置などハード面はもちろん、JNA本部認定講師が必ず1人は常駐し、JNA認定講師の数も一定数在籍させなければならないなど厳しい基準があります。
申請を出せばどんな学校でも認定してもらえるものではありません。
JNA認定校として認められたネイルスクールで受講するメリット
JNA認定校として認められたスクールを受講すると、さまざまなメリットがあります。
例えばJNA認定講師や本部認定講師から直接指導が受けられるチャンスがあり、レベルの高い施術が学べます。
また、スクールによって若干の違いはありますがジェル検定初級・中級・上級試験を校内受験出来るのも魅力です。
認定校に在籍していないとこのメリットは享受出来ません。
将来、JNA認定講師になりたい方もJNA認定校で学ぶ事には大きなメリットがあります。
JNA認定講師になるための要件に「JNA認定校を卒業している方」と言う文言があります。
JNA認定校以外で学んだ方は救済措置もありますが、もし認定講師を目指すなら認定校を卒業する方が確実に時間とお金の節約になるでしょう。
JNA認定校として認められたネイルスクールで受講するデメリット
JNA認定校には、本部認定講師や認定講師を一定数配置しなければならないルールがあります。
そのため人件費が高くついてしまい、それが生徒の授業料に跳ね返ってくるのがデメリットです。
他にもJNA基準の設備を完備したり、認定申請にかかる事務費用などの経費も上乗せとなるため、JNA認定校は学費が割高になってしまうのです。
JNA認定校じゃないネイルスクールはどうなの？
では、JNA認定校ではないネイルスクールで学ぶのはダメなのでしょうか？
実はそんな事はありません。
JNECネイリスト技能検定の1級やJNAジェルネイル上級などの試験を取得した、実務経験のある講師がきちんと指導してくれますし、試験対策も問題ありません。
また、JNAの決めた設備基準をクリアしていない、認定講師の設置が義務付けられていない点などで授業料が安いのもメリット。
ただし、校内で試験が受けられないのはデメリットになります。
どうしても高い授業料が払えないけれどスクールには通いたい、と言う方はJNA認定校以外のスクールを選ぶ方が良いでしょう。