細かい作業が得意な人はネイリストに向いている
ネイルの仕事は本当に細かい作業になります。
お客様の爪は面積の狭い部分でもありますし、そこに細かくネイルアートを施したり甘皮処理をするわけですから、細かい手作業が好きな方でないと厳しいです。
大雑把な仕事しか出来ない、細かい仕事が苦手、視力が弱くて見えづらいなど、性格的に合わない方や視力に問題のある方は、残念ながらあまり向いているとは言えないでしょう。
コミュ力の高い人もネイリストに向き!
ネイリストは、ネイルの技術だけを身につければ仕事が出来るというわけではありません。
お客様とのカウンセリングもかなり重要です。
「こんなイメージで仕上げて欲しい」と言う要望にしっかり応えなければならないので、まずは顧客の要望を的確に把握することが求められます。
そのためには高いコミュ力が必須ですし、「こんなデザインはいかがでしょうか?」と提案する力も必要です。
施術中に世間話をしたり人生相談をしたりと、お客様と会話する事も多いので、コミュ力の高い方でないと辛い側面はあります。
接客業なので最低限の会話やビジネスマナーを身につけていないと仕事として成立しないのです。
また、会話が上手であっても、顧客から聞いた相談事などを他の店員やお客様にペラペラと話してしまう口の軽い方はこの業界には向いていません。
ネイルサロンは顧客から信頼されなければなりませんので、口が軽く信頼されないネイリストでは通用しないのです。
流行に敏感な人もネイリストに向いています!
ネイル施術ではお客様の仕上がりイメージを掴むためにサンプルをチェックして頂いて「このようなイメージでどうでしょうか?」と提案する事が多々あります。
この時「流行を取り入れたデザインにして欲しい」とお願いされる事も多いですね。
流行はどんどん移り変わっていくので「今年はビビッドカラーが流行ですよ」「今はガーリーなデザインが人気ですね」など状況によって変わります。
けれどその時その時の流行りをチェックして、素早くお客様の提案する知識は絶対に必要なので、流行をマメにチェック出来る方はネイリストとしての提案力に繋がります。
もちろんサロンによっては「流行は追わない」を信条にしているお店もありますが、基本的には流行をチェックしておく方が良いでしょう。
体力と根性に自信のある人もネイリストに向いている
「ネイリストって、一日中椅子に座って出来る仕事だから楽ですよね?」と聞かれる事もあります。
確かに一日中立ち仕事をされている方から見れば楽そうに感じられると思います。
でも一日中座りっぱなしで前屈みになっている仕事は腰に来ますし、案外体力も必要なんです。
体力が続かなくなってネイリストを辞めてしまう方もいるので、体力や根気に自信のある方は向いています。
年齢を重ねると体力的に辛くなってくるので、ネイリストからネイル講師に舵を切る方もいらっしゃいますよ。