全くの未経験の場合はネイリストの雑用やサポートを行う

ネイリストとしての知識をネイルスクールで学び民間資格を取得している方は、即戦力となりお店でも短い研修ですぐに施術をさせてもらえるもの。
お店での施術が未経験であっても、基本的なビジネスマナー研修や電話応対など、顧客との接し方さえ学べば業務に支障はありません。

ところがネイリストの知識が全くない場合は、ビジネスマナー研修さえ終えれば施術を任せると言う事が出来ません。
まっ白な状態なのでまずはネイリストの雑用や電話応対、予約受付などネイルの仕事とは関係ない業務からスタートです。
お店が閉まった後に施術の研修をする事となりますが、仕事をしながらの勉強なので教える方も学ぶ方も大変です。

ネイリスト未経験者をゼロからプロのネイリストにするお店は少数派。
受け入れるにしても何か素質を持った人材でないと採用されにくく、全くの未経験者からネイリストになるには根性と運が必要です。

未経験バイトでもしっかりと技術を身につければ、お客様に施術をできるようになる

すでにネイリストとしての基礎的技術を身につけている方は、ビジネスマナー研修や電話応対研修など接客の基本を勉強する事で、お店での施術を任せてもらえます。
もちろんいきなり3Dアートなど難しい施術は任せてもらえないので、基本的なネイルケアやネイルカラー、ジェルオフなど裏方的仕事からスタートです。

お店での経験がない場合は事前研修のしっかりした店舗に入店すれば、割合スムーズに仕事を進める事が出来ます。
未経験バイトの場合、やはり店舗の研修体制を重視してお店選びをするのが大切ですね。

就職or転職前にネイルの現場の雰囲気を体験したい人にバイトはおすすめ

ネイリストの仕事は一見派手で楽そうに見えてしまうのですが、ずっと座って前屈みになるため腰痛に悩まされる方が多く、意外にも体力が必要です。
ネイリストは向き不向きのある仕事なので、本格的な転職や就職の前に「どんな仕事なのか体験してみる」事がとても大切と言えます。

バイトであれば1か月や3か月など短期間での就業も可能なので、他に仕事をされている方は週末だけお試しで仕事をしてみるのが良いでしょう。
1か月でもネイルサロンで働いてみれば、仕事に向いているかどうか客観的に判断出来ます。
顧客相手の商売なので、失礼のないように言葉遣いやマナーには気を遣わなければなりませんが、それらも含めて職場の雰囲気を掴みたい方にバイトはおすすめです。

すでにネイリストに資格を持っていて、扶養の範囲で働きたい人にもバイトはおすすめ

すでのネイリストの資格や経験のある方が、旦那さんの扶養の範囲で働きたいと言うケースもバイトやパートと言う働き方が最適です。
扶養控除を受けるためには一か月に稼げる金額が決まっているため、週3日勤務や土日だけ勤務など勤務日数に対して柔軟に対応してもらえるお店が最適です。

ただお店によってはバリバリの正社員が多い所もあり、そういうお店では残念ながら「バイトのくせに、偉そうな事を言うんじゃないわよ」と差別されてしまう雰囲気の店舗があるのも事実。
バイトが働きやすいお店を選ぶのが、長続き出来るコツです。
バイト職員の多い職場は互いの状況が理解しあえるので居心地が良い、と言うお話も聞きます。